【髙田邸／大分市今津留】家族の顔が見えるリビングで、心もあったまる夢の暮らしが実現（後編）蘇った我が家編
高田邸/大分市
（令和2年リフォーム施工・引き渡し）
髙田大輔さん（43歳）・千春さん（42歳）・青ちゃん（小学校4年生）・珀くん（小学校1年生）
リフォーム担当者
不動産部営業課長 瀬口正美（二級建築士・宅地建物取引士・インテリアコーディネーター・既存住宅状況調査技術者・整理収納アドバイザー2級）
大分市内でカフェを経営する髙田ご夫妻。
現在はカフェを一時休業し、昨年、新たにお弁当やスイーツのテイクアウトのお店をオープンしました。
お店の隣に併設するご自宅を今回リフォームし、これまでの暮らしが一変。リフォーム前は、ひどい雨漏りや湿気に悩む日々を送っていました。
今回は、涙なしでは語れないそんな髙田家の感動リフォーム秘話を、前編・後編の2回に分けてお伝えしています。後編は、コロナ渦という想定外の事態を経てリフォームを着工し、念願の我が家が完成するまでの話をお送りします。
（前編はこちらから）
暮らしが変わると人生が変わるそれを今実感しています
リフォームの際、補助金の関係で省エネ建材を使われたということですが、具体的に強化した部分は？
瀬口：特に断熱性の向上を強化しました。床下の空洞部分から冷気が上がってきていたので、一旦床を全部剥がして、断熱性の高いウレタンフォームを全面に入れました。
あとは外部に面する外壁に補助金利用に必須な建材を使い断熱性をアップさせました。問題になってた木製のサッシも防火サッシに交換。既存の窓を活かす部分も二重窓へ。防音性も断熱性もアップしました。
また湿気の問題もあったので、室内の壁内部の下地材に、除湿性の高いボードを入れ、ローラーで簡単に塗ることができる漆喰の塗料を塗り重ねました。次世代建材を利用するのにマッチしたリフォームの案件だったので、私も初めて使う建材があり、勉強になりました。
今年の冬は暖かかったのでは？
大輔さん：これまでは、階段下から吹き上がる冷たい風が辛かったのですが、それも感じなくなりました。
千春さん：ヒーターを1つ付けてるだけで、店舗につながる廊下まで暖かくて。「あ、これが快適であったかい家なんだな」って実感しています。
漆喰の塗料は、ご家族とカワノのスタッフで塗ったと伺いました
千春さん：少しでもコストダウンするために自分たちがやれば、工賃分の金額を抑えることができるよと瀬口さんからアドバイスいただきました。本当にありがたいアドバイスでした。
大変だったけど、家族や親族、カワノのスタッフさんもお手伝いいただきました。コストダウンに繋がった上、上質な素材を使えたのは本当に嬉しいですね。
瀬口：ホント、みんな頑張りましたよね！
リフォームの際、一番お願いしたかった要望は？
千春さん：収納スペースが欲しい！ということですね。10年前のリフォームの際、一階に納戸を作ってもらったんですけど雨漏りの影響で水浸しになって、開かずの扉状態だったんです。
なので、季節ものなどは実家で預かってもらい、必要な時に取りに行くという不便な生活を送っていました。それもあって、絶対に居住スペースに収納が欲しい！とお願いしました。
今では、作ってもらった大きなウォークインクローゼットに、我が家の荷物が全部収まっています。本当に便利です。
大輔さん：大工さんが窓際に作ってくれた腰掛け用のベンチ。ベンチ下に並べた収納箱に小物類を収納できるので、このスペースも便利で助かっていますね。
こういった細かい心遣いも、とてもありがたかったです。
瀬口：実は、以前の間取りからそんなに変更していないんですよ。
以前はキッチンとリビングの間にパネルがあり、それで空間が分断されてたんですが、「家族の顔が見えるキッチンにしたい」という奥様の要望でパネルを取っ払い、リビングの中心にテーブルを配置しました。これはうちの社長のアイデアなんです。
千春さん：テーブルの足元には、子どもの落書きが残った以前の家の壁が活かされています。思い出として残ることも嬉しいですし、子どものお友達が来た時、これを見て面白がってくれてます。
今まで家にお友達を呼べないストレスがあったけど、呼べる環境になって、その喜びを家族で共有しています。
リフォームを経て、生活が一変したって感じですね
大輔さん・千春さん：本当、そうです！ 地獄から天国ですよ！（笑）
千春さん：こんなに幸せでいいのかなって思います。
お店が終わって家に帰っても、雨の日だったらなおさら、安らぐ時間も場所もなくて…。そんな毎日でした。
「いい仕事をするためにも、リラックスする場所は絶対に必要だよ」とおっしゃってくれた社長さんの言葉が忘れられません。
疲弊する毎日の生活の中で、私たちも感覚が麻痺してと思うんです。リラックスしたいというそんな気持ちさえも薄れてきてて…。あの時は、快適な生活が夢のまた夢…という感じでした。でも、その一言で、我に返ることができました。
カワノに依頼してよかったと思うところは？
千春さん：瀬口さんも社長さんも、とにかく話をたくさん聞いてくれました。
プライベートに関する全ての悩みや私たちの想いを聞いて受け入れてくれて…。だから、とても安心感がありました。
大輔さん：新築を一軒建てるくらいのパワーを注いでくれたと感じます。ゼロから話を聞いてくれて、見放された僕たちを受け入れてくれた神様みたいな存在ですね（笑）。
文章にすると大げさになるかもしれないけど、本当にそう思います。
千春さん：過酷な状況から脱出したいけど脱出できなくてもがいている状況の中で、快く引き受けてくれたカワノさんは私たちにとっては大きな存在ですね。
「え？本当にいいんですか？」って聞き直しましたもん。
建物の内容がわかればわかるほど「やっぱりできないです」と他の業者さんからは断られ続けたのでそれがトラウマになって、いつか無理と言われるんじゃないか…とずっと不安でした。
途中で、何の連絡もなくフェードアウトする業者さんもいましたし。だけど途中から「本当に大丈夫なんだ！見捨てないでくれるんだ」って確信しました。
瀬口：私も家族のような気持ちでした。プランの打ち合わせの時は、ほとんどの時間は悩みと愚痴を聞いて、具体的なプランの話はちょこっとみたいなね（笑）。
大輔さん：そう。人生相談みたいでしたね（笑）
瀬口：ご本人たちもいろいろ悩んで、一周巡ってここに住むことを決断されていました。
私たちもマンションや新築のアドバイスをしようという案もあったんですが、お話を聞いて、この場所を再生させたいという強い想いを知り、そのアドバイスは髙田さんには必要ないなと感じました。
「暮らしが変わると人生も変わる」ということを実感されてますよね
千春さん：その通りですね。まず子どもたちの環境が変わりました。これまでの家ではお友達を呼べないというストレスがあったけど、今は招待できる環境になって、その喜びを家族で共有しています。
瀬口：リフォーム前のエピソードで印象に残っているのがあります。家をリフォームすることを伝えたら、姉弟仲良く並んで片付けを始めたそうです。居心地のいい場所を作りたいという意識に変わっていくのがなんだか嬉しいなって…。
千春さん：リフォームしてから、二人の机の上が常にきれいなんです。以前の家では片付けても片付けてもきれいにできなかったのに…。身の回りを常に快適に保ちたいという意識が自然と身についたんだと思います。
大輔さん：生活する環境って大事なんだと、心から感じてます。
これまで、僕たちの価値観として、自分たちのこだわりが出せない大手のハウスメーカーさんに依頼するのってちょっと違うな…と思ってたけど、それもいい選択だと今は思えるようになりました。
生活する空間って、おしゃれなだけではダメで、暮らしやすさとか快適であることがとても大切だと実感してます。
千春さん：家に網戸があることは当たり前だけど、それさえもない生活を送っていたので、普通であることが実は機能的だったりするんだなって…。すごくいい勉強になりました。
大輔さん：全部壊して家を建て直すという選択もあったんですけど、以前住んでいた人が一生懸命に作った家を崩していいのか？と…この家にも想い入れがあって。そんな僕たちの気持ちも踏まえて、検討した選択だったんです。
瀬口：私も建築に携わっているものとして、建物への想いや、以前住んでいた人への想いを大切に引き継いでいくということを大事にしたいと思っています。
だから私もリフォームの仕事が好きなんです。髙田ご夫妻の様々な気持ちが私はとても嬉しくで、絶対にお二人の役に立ちたいという一心でしたね。
大輔さん・千春さん：
やっぱり神様です！！！
（取材を終えて）
髙田家におじゃました際の「今日は瀬口さんはこんの？」というお子さんたちの一言が、依頼主と担当者の信頼関係の深さをなによりも物語っていました。
雨漏りや湿気、寒さに悩んだ10年間の生活にピリオドを打ち、今では快適な毎日を過ごしている髙田ご一家。暮らしが変わり、お店への意欲もどんどん湧いてくると話してくれました。
取材の終わりに「ちょっと遅くなったけど」と、子どもたちから瀬口さんに誕生日プレゼントが手渡され、一層和やかな雰囲気に。
『暮らしが変わると人生も変わる』ということを、髙田家を通して教えてもらった気がします。
TAKE OUTのお店「CAFE GARDEN」
1つ1つ丁寧に手作りされたCAFE GARDENのお弁当。優しい手作りの味はとてもほっこりするバランスの良いメニューが詰め込まれています。
また、日替わりのスイーツは足を運ぶたびにわくわくしちゃいます。自分へのご褒美やちょっとした差し入れにも嬉しいおいしさです！
ぜひ皆さんも足を運んでみてくださいね！^^♡
CAFE GARDEN
住所 ：大分県大分市今津留3丁目4-15
定休日 ：日曜日
営業時間：11:00~
お電話でのご予約をしてからお越しください！（097-552-4402）
Instagramも要チェックです！CAFEGARDEN(instagram)
