【小野邸/大分市高崎】住環境の変化で不安な子どもたちを安心させたい。その想いを大切に、理想を形にした家
小野邸/大分市高崎
(令和4年3月リフォーム施工・引き渡し)
小野慎介さん(41歳)・マリ子さん(41歳)
リフォーム担当者
株式会社カワノ リフォーム担当 佐藤由唯
5人家族の小野さんご一家。ご主人の転勤を機にファミリー層に人気の文京区、大分市高崎に中古物件を購入してリフォーム。快適な暮らしを手に入れました。大きく間取りを変更することなく、既存の間取りも生かした素敵な空間は、家族みんなのお気に入りです。
大分のご主人と、長崎の奥様を繋ぐリフォームの打ち合わせも「さまざまな工夫のおかげで安心感があった」と小野さんご夫妻。理想の住まいを手に入れるまでの道のりをお伺いしました。
この物件を購入することになった経緯を教えてください。
慎介さん:実は僕の実家が高崎なんです。長年長崎で勤務していたのですが、昨年転勤が決まり僕だけ先に大分へきました。
小学校6年生の娘がいるので、卒業までは長崎で…ということで、それを待って拠点を大分に移すことにしたんです。
実家も高崎にあるし、親戚も近所に住んでいるので、じゃあ高崎で家を探そうと、まずはネットで探し始めました。
この地域で新築の家を予算内で建てるのは厳しかったので、中古物件を探してこの家と出会ったという感じです。
実はこの物件、当初は先約があったんです。ですがひょんなことから僕たちにチャンスが訪れて、購入することができました。これもなにかの縁ですよね。
条件としては、昔ながらの「堀車庫」ではない家がいいなと思っていました。両親や親戚も事前に下見に付き合ってくれていて、お墨付きの物件でした。
物件購入後にリフォーム業者を選定したと思うのですが、カワノに依頼することになったきっかけは?
慎介さん:当初どこにリフォームをお願いしていいのかわからなかったので、まずはこの家を建てたハウスメーカーさんに連絡して見積もりをお願いしました。
でもそのハウスメーカーさんは見積もりが出るまでにかなりの時間がかかって、なかなか話が進まなかったんです…。
マリ子さん:それから、インターネットで【大分市 リフォーム】と検索をかけて一斉見積もりをお願いしました。その中で、唯一きちんと返信をいただけたのが、カワノさんだったんです。
慎介さん:物件探しに動き出したのがゴールデンウィークで、年をまたいで3月には長崎から家族が引っ越してくる計画だったので時間も限られていて、なるべく早く動きたいという状況でした。
そんな中、カワノさんの迅速な対応が本当に有難かったです。他社さんの場合、こちらの要望を伝えても「できない」「難しい」という返答ばかりで、そんな中、カワノさんは「大丈夫、できますよ!」と言ってくれて、自由度の高いリフォームが可能な点も、カワノさんを選んだ大きな理由です。
佐藤:この家は鉄骨造なことや、室内の表装がサイディングだったりと、リフォームが難しい物件ではあったんです。
できることも限られてくるし、建築したハウスメーカーさんは、既存のデザインや形を崩せないというこだわりから、規格外の対応が難しい場合もあると思います。
マリ子さん:あと、主人の両親や親戚の人たちがカワノさんの存在を知っていたのも大きかったかもしれません。
長年40m道路沿いに看板を掲げていらっしゃるのは知っていましたし、ポスティングのチラシなんかもよく目にしていたから「安心じゃない?」とオススメしてくれました。
リフォームの内容は、どんな要望を伝えましたか?
マリ子さん:一番は家事動線ですね。壁に沿った昔ながらのキッチンだったので、それをアイランドキッチンに変更したくて。キッチンからお風呂や洗面所につながる動線を確保したかったんです。
主人とインスタもたくさん見て「こんな雰囲気がいいな」というのもあったので、それを佐藤さんにお伝えしました。
慎介さん:先に見積もりを依頼していた大手のハウスメーカーさんにリフォームの内容を伝えたところ「できない」と言われていたので、「無理なんだろうな…」と諦めていたんです。
そうした先入観があったけど、カワノさんの場合は「はい、可能ですよ」って気持ちよく言ってくれるので、それが半分信じ難くて(笑)。
こちらの希望を受け止めてくれました。
佐藤:最初は「この家がどこまで変わるの?」と不安そうでしたもんね(笑)。お二人の目指すイメージが同じだったので、こちらも進行しやすかったです。可能な限り、理想を形にしてあげたいという想いでした。
内容は、一階のリビングを広くして、キッチンの位置を変更し、二階は壁や床などの表装を綺麗にしたぐらいなので全体的に大幅な間取り変更はせずに提案しました。
マリ子さん:結果的に、カワノさんと大手ハウスメーカーさんの見積もりは同じくらいでした。それなら自由度が高いカワノさんにお願いしたい!と思いました。
ご主人は大分、奥様は長崎と離れているので、リフォームの打ち合わせは大変ではありませんでしたか?
佐藤:ご主人に来店いただき、奥様とzoomを繋げて打ち合わせをするという感じでした。なるべくイメージが湧きやすいように3Dパースを細かく作りながら、進めました。
慎介さん・マリ子さん:LINEでのやりとりも助かりました。こちらの意向も伝えやすかったですし、すぐに返信してくれて有り難かったです。
お子さんたちは、家を買うと知った時どんな反応でしたか?
佐藤:工事前の家をお子さんたちが見て、すごく落ち込んで帰ったというのを聞いていたので、心配でした。リフォーム前の家を見ると、どう変わるのかイメージが湧きづらいですもんね。
マリ子さん:特に一番上は女の子なので、いろんな部屋や家の画像を一緒に見てイメージを膨らませていたんです。
子どもたちにとっても初めての転校なので「こんな家に住めるんだ!」ってワクワクな気持ちを持たせてあげたいと思ってはいたんですが、古い状態のままの家を見た時、テンションが下がっていたのがわかりました。だから、「すごい変わるよ!」と言い続けてましたね。
完成した家を見たときはみんな「わー!!」ってテンションが上がって、すごく喜んでましたね。
慎介さん:工事の終盤にはこんなこともありました。長女の部屋の壁紙が、イメージとは違ったみたいで…。
マリ子さん:そうそう。思っていたよりも色が濃かったんです。部屋の写真を見せたら、テンションが下がってしまって(涙)。
そのことを佐藤さんに相談したら「あ、変えますよ!」って、一つ返事で対応してくれたんですよ。
佐藤:リフォーム追い込みの3月は、クロス屋さんも繁忙期で、貼り替えには時間がかかるかなと思っていたら、小野邸の施工に入っていた業者さんが「明日ならできるよ!」と快諾してくれて、引っ越し前に無事貼り替えることができました。
それって、チームカワノの強みですよね!
マリ子さん:本当にありがたかったです。
引っ越ししてからもしばらく壁紙は変わらないから我慢してね…と話していたのに、引っ越す時にはもう変わってたので、娘も大喜びでした。
佐藤:環境の変化に伴うお子さんたちのストレスのことも心配だったので、少しでも喜んでもらえたら嬉しいな!という想いでしたね。
マリ子さん:子どもたちの気持ちに寄り添ってもらえて、本当に感謝しかありません。
鉄骨造ということで耐震補強は不要だったそうですね。その他、補助金制度は利用しましたか?
佐藤:事前にインスペクションを行ない、構造や雨漏りがないことを確認しました。鉄骨造りの家は雨漏りなどに弱いので、家を長持ちさせるために屋根の塗装等を行いました。
あと、次世代省エネ建材使用の補助金で一階の窓を入れ替え、約50万円ほどの補助金を利用しました。
補助金制度が利用できることは事前に知ってましたか?
マリ子さん:実は、私がファイナンシャルプランナーの資格を持っているので、補助金制度のことはよく知っていました。
「こういう話をすると嫌がれるのかな…」とか、少し不安もあったんですけど、佐藤さんに話したら「全部やります、任せてください!」って気持ちよく引き受けてくれたので、安心しました。
補助金のお話でもカワノさんへの信頼感が一層強くなりましたね。
今年3月に引っ越して数ヶ月経ちますが、住み心地はいかがですか?
マリ子さん:こちらに引っ越してきてからはずっと家で過ごしてますね。
親戚も近くにいるのでいつも誰かが遊びに来てくれるし、庭で子どもたちも遊べて、各々が家時間を満喫している感じです。
長崎の時は賃貸アパートだったんですけど、主人は土日も仕事なのでほぼワンオペ状態。でもとにかく外に出たい一心で、子どもたちを連れて毎週のようにキャンプに行っていました(笑)。
家が過ごしやすいとこんなにもライフスタイルが変わるんだと実感してます。長崎の時は現実逃避したくて、キャンプに行ったり資格取得の勉強をしたりせかせかしてたけど、こっちに来てからはすごくゆっくりしています。
家の中で好きな場所は、キッチンと、入ってすぐの玄関の空間です。階段下収納を植物を飾る空間にして、もともとあった黒いアイアンの飾りを生かしています。これは佐藤さんの提案で、すごくおしゃれな空間なので、私のお気に入りです。
慎介さん:本当に快適ですよ。
誰かしらいつも遊びに来てくれているし、子どもたちも学校終わりに実家に寄って、宿題を終わらせて帰って来てくれて、今まであったストレスが緩和しているなと感じます。
休日は庭や部屋の掃除をして、家の手入れをしたり。その時間もまた、楽しんでいます。