【後藤邸・東田邸／大分市住吉町】プライバシーを守りつつ家族を近くに感じる次世代まで引き継ぎたい「二世帯住宅」
後藤邸・東田邸／大分市住吉町
（令和4年9月リフォーム施工・引き渡し）
後藤眞雅惠さん（78歳）・東田由貴子さん（52歳）
リフォーム担当者
株式会社カワノ 不動産部 竹田高志
株式会社カワノ コーディネーター 川上祐子（インテリアコーディネーター・整理収納アドバイザー１級・照明コンサルタント）
株式会社カワノ 社長 川野真司（新築、不動産）
今回は、お母様と娘さんご夫妻が住む、二世代住宅のリフォーム実例をご紹介します。
64坪ある広いご実家を完全分離型の二世帯住宅にリフォーム。お互いのプライバシーを守りつつ、近くに家族がいるという安心感のある暮らしが実現しました。
施主さんのこだわりがたくさん詰まった、とても素敵なお宅です。
ご実家を二世帯住宅にリフォームすることになったきっかけは？
由貴子さん（娘さん）：実家を壊して賃貸マンションを建てようという話になったんですけど、この地区は低層住宅地域でマンションを建てることができなくて…。
もともと私は近くには住んでいたので、それならリフォームして二世帯で住もうという話になったんです。母もここ10年間は一人暮らしで、私の子どもも独立して夫婦二人で暮らしていたので、同居することにしました。
リフォームをカワノに依頼することになった経緯を教えてください。
由貴子さん：大手の会社も候補に出てきたんですけど、予算的なことも考慮して、できれば地元の工務店にお願いしたいなと考えていて。インターネットで［リフォーム・工務店］で検索した時にヒットしました。
まず、カワノさんはホームページがしっかり作られていたのと、実例の内容や評価も良かったし、なんとなく「ここだ！」というインスピレーションで決めました。
トップページに載っている、既存の欄間を活用した実例写真の雰囲気がとても良くて。我が家にも昔ながらの欄間があるのでイメージしやすかったです。3月にホームページからお問い合わせしました。
竹田：そこから会長、社長と一緒にこちらにおじゃましてお話を聞かせてもらいました。築36年（新耐震）だったので耐震診断を行い、耐震の現行基準を満たすための工事として、壁を増やすなどして耐震補強をしました。
由貴子さん：何となく〝カワノ＝インテリア〟というイメージはあったんですが、今回お願いして耐震の分野に強いんだということを知りました。
いずれ、息子夫婦とここで一緒に暮らすことになると考えると、耐震面はしっかりしておきたいなと感じましたし、大手数社にも見積もりを依頼しましたが、価格は比べ物にならないくらい予算オーバーでした。
金額的なことももちろんですが、耐震の件やいろんな部分もしっかり教えてくれ信頼が置けるカワノさんにリフォームをお願いすることに決定しました。7月から工事が始まって、9月末に引越しました。
今回、補助金制度も利用されているんですか？
竹田：はい。長期優良住宅の補助金を利用して、今申請中です。約100万円ぐらいの補助金が出る予定ですね。
由貴子さん：事前に色々調べましたが、リフォームの内容のことだけで、補助金のことは知りませんでした。何社かとやり取りをしましたが、補助金制度のことを知らない会社もありました。そういった意味でも、カワノさんは信頼できるなと感じました。100万円は大きいですもんね。
リフォームをお願いする際、どんな希望を伝えましたか？
由貴子さん：水回り関係、玄関も別々の、完全分離型にしてほしいとお願いしました。いずれ息子夫婦と同居するかもしれないということを考えた時に、お嫁さんが気を使わないでいい住環境にしたいなと思って。
一階部分は元々は5LDKだったんですが、それを二世帯が住めるように分離してもらったんです。廊下で繋がる部分に扉をつけて、鍵をつけてもらいました。今は母と住んでいるので実際は鍵をかけることはないんですけどね。そういう部分でプライバシーが守れる工夫を施してもらいました。
あとは、母の部屋に、小さくてもいいので仏間と、一階で洗濯物が干せるようにランドリースペースを作ってほしいとお願いしました。
9月の引越しから約４ヶ月経ちましたが、住み心地はいかがですか？
由貴子さん：もう最高です！ 全てが私の理想通り、イメージ通りになって大変満足です！
現場監督並みに（笑）ほぼ毎日現場を見に来てたので、色や内容、細かい部分にまでこだわって、時には変更してもらったりして無理もたくさん聞いてもらいました。後悔する部分が本当にないです！
眞雅惠さん（お母様）：お掃除が楽になりましたね。前は広い家を一人で掃除してたので大変でしたが、半分は娘夫婦の家になったのでね。住み心地も本当に良くて満足してます。娘が近くにいるという安心感もありますし、快適です。
それぞれお気に入りの場所は？
由貴子さん：私はやっぱりリビングかな。壁紙の色と床の色、２つのドアもお気に入りです。グリーンの色が好きなのでそれを意識してカフェっぽいイメージにしました。キッチン後ろの飾り棚も自慢かな。
眞雅惠さん：私は仏間。欄間を生かした小さな仏間ですけど、みんなが来ると自慢するんですよ！
お母様、娘さんと同居してみて、いかがですか？
眞雅惠さん：何かと便利ですね。スマホの操作がわからないとか、そんな小さなこともすぐにお願いできる距離ですからね。
由貴子さん：以前住んでいたアパートも近いとはいえ、行き来はやっぱり少し面倒な時もあるじゃないですか。例えば、電話に出ないから心配な時はわざわざ帰って来てましたしね。今は同じ屋根の下に住んでいるので安心です。
カワノに依頼してよかった！と思う点は？
由貴子さん：いや、ほんと全部です！！
大工さんも皆さん本当にいい方ばかりでしたしね。現場を見に行ってて、気になったところを大工さんに伝えると、すぐ手直ししてくれたり…。私の家の方のリビングの天井を高くすることができることを工事中に知って、少しでも高くしてほしいとお願いしたら高くしてくれたんです。
その他にも変更したい部分や、後から出てきた要望にも丁寧に対応してくれました。カワノさんにお願いして本当によかったです！
竹田：現場監督のように（笑）毎日見に来て、その場で要望を伝えてくれたので、手早く対応できました。
眞雅惠さん：本当にいい人が多かったですよ。現場の人たちとカワノさんとのいいコミュニケーションが取れているのもわかりました。私たちも楽しかったし、竹田くんは本当の息子みたいよ（笑）
今後リフォームを検討している人にアドバイスがあるとしたら？
由貴子さん：こまめに打ち合わせて、こまめに現場を見に行くということですかね（笑）。私はいろんなことを調べるのが好きなので事前に床のメーカーや資材などについてすごく調べたんです。それも踏まえて自分のイメージを伝えていました。
川上：お客様の方向性がしっかりして、明確なビジョンやアイデアも豊富だったので、こちらとしてはそれにお応えしていく感じでしたね。私も楽しくお仕事させていただきました。
由貴子さん：要望に対して、プロ目線で「この床にはこのクロスがいいよ」と的確なアドバイスをいただけて、とても信頼できました。コーディネーターさんがいるから成せる技ですよね。
そういった点でも、カワノさんにお願いしてよかったです。
